魅惑の宗太郎峠越え
鹿児島に所属する415系の小倉入場回送があるとのことで、九州は北九州空港へ。
金曜の学校終わりにそのまま羽田に直行し、JALの最終便に乗り込む。福岡便の特典航空券枠が空いていなく泣く泣く北九州に降りることとなったが、それが逆に功を奏して友人と小倉で合流することができた。
翌日土曜日はスペワ大学で3323Mの特別講義を受講するも、見事に落単。もう二度と再履修が叶わない今、比較的九州の中でも気になっている813系で勝負してみようと心に決めた。
その後、一同は臼杵・津久見界隈へ移動し、無難に415系のカットを回収した。
下ノ江俯瞰にも訪れたのだが、どん曇りの空に霧は皆無…。風景を切り取る上で最悪の条件だったのでここでは割愛する。
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さて、日付を跨いでいよいよ今回の遠征の大本番、415系 Fk516編成が宗太郎峠へとやってくる日。
と本番の撮影地へ向かう前に一同は肥薩線5223Dを狙うべく一度鹿児島まで南下。
こちらのカットは後日別記事にて紹介しようと思う。
鹿児島から宗太郎の撮影地までの所要時間を検索したところ、かなりギリギリに着くことが判明。姶良インターから高速に飛び乗り、大分方面を目指す。距離も距離だし20分は巻けるだろう……。常にギリギリの限界行動。撮り鉄の悪い癖である。
雨降りしきる中、すぐにカメラを手に車から飛び降りる。
415系 Fk516編成
なかなか撮れないであろう大ネタを、最高の条件で収めることができた。
そしてこの後、この1枚の写真のために3時間近く現像作業に打ち込むことになる。
一生の思い出になったと言っても過言ではない。誘ってくれた某氏にはつくづく感謝である。
(2019.06.12)