膝の上にみじょれ。

美しい風景のある場所へ…。

日豊本線◆竜ヶ水俯瞰

鹿児島415系で一番有名な撮影地であろう、竜ヶ水俯瞰。公園の展望台から日豊本線の鹿児島側、都城側両方を見渡せる。

アクセスの手軽さや回収効率のよさ、加えて極め付けは一番重要な、風景の美しさが売りだろう。

 

 

訪れた日は空気の澄んだ快晴で、どのカットも納得のいくものだった。

今回は何枚かまとめてご紹介しようと思う。

 

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JR九州 日豊本線重富-竜ヶ水

鹿児島車両センター所属415系

 

まずは車両が際立つ拡大構図から。奥には姶良の市街地を望める。

この写真を見てお分かりいただけるとは思うが、相当空気が澄んでいる。

白い車体は4両という短い車両編成ながらも、朝日をギラギラとはね返し、適度に目立ってくれる。朝の風に刺激されてわずかに波立っている様も鮮明に映り込んでいて、ここでも高画素機の恩恵を受けた。

 

 

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JR九州 日豊本線重富-竜ヶ水

鹿児島車両センター所属415系

 

さらに太陽が高く登り始め、朝のマジックアワーが展開された頃、ふと都城側をみると霧島連峰の山々がくっきりと見えていた。

これは写し込むしかないと考え、次の列車は引き気味の構図で一枚。

スマホで閲覧すると小さすぎてわからない車体だが、iPadで表示したりA4以上のサイズに印刷したりすると、しっかりと写っていてくれたので一安心である。

大きな画面の端末をお持ちの方は是非画面を横にして鑑賞してみてもらいたい。

 

 

次は、鹿児島側の風景をご紹介する。

 

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JR九州 日豊本線・鹿児島-竜ヶ水

鹿児島車両センター所属415系

 

こちら側は、ウネウネと海岸沿いを進む様子がよく見える。さらに大俯瞰ゆえ、相対速度もそう速くはないので比較的簡単に撮影することができそうだ。

 

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同じ列車を、縦アングルで一枚。

縦でも横でも収まりがいいのがこの撮影地の取り柄ではないだろうか。

 

 

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いかがだっただろうか。大分車両センター所属の415系は、杵築の菜の花以来かなり人気が出ているようだが、鹿児島も忘れてはならない。

新潟115とは段違いな運用距離。長崎本線の運用も復活した今、九州本島のすべての県で運用されていることになる。(白415の話)

貫通扉周りが白か銀かなど細かな違いはあるが、それもコレクションのうち。

食べ物も美味しく、素敵な景色がたくさんある鹿児島にぜひとも足を運んでみて欲しいものである。

 

(2019.10)