膝の上にみじょれ。

美しい風景のある場所へ…。

Artistic

新潟の115系の中でも、個人的に一際好んでいるのが二次新潟色、通称"キムワイプ" だ。

キムワイプというのは工業用ティッシュのひとつで、そのパッケージデザインと二次新潟色のカラーリングが酷似していることからこう呼ばれているのだという。

似たような理由で三次新潟色は"JKワイパー"と呼ばれている。

 

さて、新潟115系を撮る中で誰もが訪れたことがあるのが白山鉄橋であろう。

新潟駅からわずか1駅、さらに最寄駅から駅近ということもあり老若男女誰でも訪れやすい立地環境というのも幸いして、連日大賑わいな撮影地だ。

信濃川を直角に横断するこの橋梁は大河川である信濃川を横断するために工事が非常に難航した歴史がある。新潟交通電車線の終着駅が白山駅だったというのも、この橋梁の建設が難航したためだとか。じゃじゃ馬なこの信濃川の水を別ルートを介して流すために関屋分水や大河津分水路が建設されたなど、良くも悪くも新潟の地を説明するのに切っては切れない関係にあるわけだ。

 

新潟の人々の移動を支える重要な役割を果たしているこの白山鉄橋だが、そのまわりの堤防は綺麗に手入れされており西側の対岸・東側の対岸どちらも様々な作風の写真を撮ることができる。特に西側においては、春に桜やチューリップが美しく咲き誇ることで有名だ。

そんな西側サイドで撮影した写真を一枚。

 

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JR東日本 越後線・白山-新潟

115系 N33編成(二次新潟色)

 

(2019.05.19)